写真家・秦達夫 写真展「ほっついた ぐりん 聖・光岳 山旅の記」
南アルプス南部の赤石岳、聖岳、光岳。これらは日本百名山に数えられながらも、長大なアプローチ、高い森林限界、深い谷といった地形的条件から、「訪れる者を選ぶ玄人好みの山域」として知られています。
写真家・秦達夫は、この地をあえて「裏山」と呼びます。聖岳の麓に位置する遠山郷が彼の生まれ故郷であるためです。幼少期にアルプスを目にすることはなかったものの、写真家としての歩みの中でこの山域と向き合い、長年にわたり撮影を続けてきました。
本展では、朝焼けに染まる稜線、霧に包まれる原生林、烈風にさらされる岩峰、星々に抱かれた静寂の夜など、四季折々の南アルプスの姿を捉えた作品群を展示します。そこに写し出されるのは、単なる美しい風景ではなく、厳しさと優しさ、美しさと畏怖が同居する、自然の本質です。
本展は風景写真の羅列ではなく、人が自然とどう向き合い、何を感じ、何を受け継いでいくのかを問いかける試みでもあります。華やかさだけでは語れない山の深淵と静かな力、そして「頂の向こう」に広がる世界を、ぜひ会場でご体感ください。
都会の喧騒を離れ、一枚の写真の前で深呼吸するひとときを。山を愛する方はもちろん、自然に心を動かされるすべての方へ捧げる写真集です。
概要
写真集情報
出版社:信濃毎日新聞社
発行:2026年6月末
仕様:B5/112ページ/オールカラー/97点掲載
プロフィール
秦達夫(はた・たつお)
1970年4月20日、長野県飯田市遠山郷生まれ。写真家・竹内敏信氏に師事後、独立。故郷の湯立神楽「霜月祭」を取材した『あらびるでな』で第八回藤本四八写真賞を受賞。同タイトルの写真集を信濃毎日新聞社より刊行。日本写真家協会会員、日本写真協会会員、日本風景写真家協会会員。
日本写真芸術専門学校講師ほか。履歴
●個展
2003年04月 天空写真展「さくら」 新宿住友三角ビル
2003年11月 神々との戯れ-霜月祭- 全国キヤノンサロン
2006年08月PhotogenicIslandAotearoa~ニュージーランド憧憬~キタムラギャラリー
2008年04月 天空の湿原「尾瀬」 玉川高島屋
2012年01月「山岳島_屋久島」写真展 キヤノンマーケティングジャパン本社ビルSギャラリー
2014年12月 霜月祭「あらびるでな」 キヤノンギャラリー銀座・仙台・名古屋
2017年09月「The Master's hands」 オリンパスプラザ東京・大阪
2017年08月「New Zealand」 IWAO_Gallery 大分県大分市
2018年05月「屋久島RainyDays」 富士フイルムフォトサロン東京・大阪・名古屋
2019年11月「日だまりの黒部」 オリンパスプラザ東京・大阪
2021年 1月「Harmony」SUGIZO氏ALBUM「愛と調和」連動写真展 富士フイルムイメージングプラザ東京・大阪
2022年06月「Traces of Yakushima」 キヤノンギャラリー銀座・大阪ケンコートキナーギャラリー
2023年 5月「山始めませんか?」 伊勢丹立川店
2023年 5月 東京写真月間企画「Traces of Shirakami」 エプソンスクエア エプサイト
2023年 6月 風光の峰 雲上の渓 黒部源流の山々 OM SYSTEM GALLERY
2024年7月「山は恵むよ 秋田白神山地」 ピクトリコギャラリー
2024年11月「山は恵むよ 秋田白神山地」伊勢丹立川店
●写真集
「山岳島_屋久島」写真集 日本写真企画
遠山郷霜月祭「あらびるでな」 信濃毎日新聞社
「New Zealand」 オンデマンド出版
「屋久島RainyDays」 風景写真出版
「Traces of Yakushima」 日本写真企画
「風光の峰 雲上の渓 黒部源流の山々」 日本写真企画
「山は恵むよ 秋田白神山地」 日本写真企画
●受賞歴 2012年 第八回藤本四八写真賞受賞
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¥3,500価格
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